
初夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より、私たち一般社団法人甲府青年会議所の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
6月を迎え暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
5月はゴールデンウィークもあり、通常よりも休日が多かった方もいらっしゃると思いますが、私たちは多くの事業を開催いたしました。
まずは、青少年育成委員会が担当する青少年育成事業「山の都動物クエスト」の第二章「飼育動物を救え」を、イオンモール甲府昭和にて行いました。
第二章では、今年の秋から長期に渡る改修工事のため休園となる、甲府市遊亀公園附属動物園に動物用レントゲンを寄贈するためのクラウドファンディングの記者発表を、本事業に参加している20名の青少年たちが行いました。
記者会見の前に、動物園の社会における役割と現在抱えている課題を学び、それを解決するためには何をしなければいけないのか考え、一人ひとりが出した意見をまとめました。そして、なぜ動物園にレントゲンが必要なのか、なぜクラウドファンディングで寄付を募るのかを青少年たちが自分なりに考え発表いたしました。
多くの各種報道関係者の皆様に取り上げていただいたこともあり、開始3日間で約200万円の寄付をいただくことができました。ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。現在は200名を越す支援者の方から約400万円のご支援をいただいております(2022年05月31日時点)。レントゲンの寄付には500万円が必要であり、6月30日が締め切りとなります。ぜひ、私たちの取り組みを知っていただき、ご賛同いただける方にはご協力をよろしくお願いいたします。
●クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/yamanomiyako
本年度の青少年育成事業は、小学4年生~6年生が対象ということもあり、なぜ動物園にレントゲンが必要なのか、クラウドファンディングの仕組みがどういうものか理解できるか不安でしたが、ご協力いただいている遊亀公園附属動物園の秋山園長やREADYFOR株式会社様、富士フィルムVETシステムズ株式会社様にご協力いただき、青少年たちに対してわかりやすく説明していただきました。青少年たちも、ただ大人に言われたことをやるのではなく、自分たちで考え率先して行動する主体性を養うことができたのではないかと思います。
次に、5月例会(第46回山の都親子ふれあい写生大会)を3年ぶりに甲府市遊亀公園附属動物園で開催いたしました。一昨年、昨年と新型コロナウイルスの影響で開催方法を変更せざるを得ませんでしたが、本年度は感染予防対策を徹底し開催することができました。
当日は約800名の方にお越しいただき、500点近い絵を描いていただきました。先日、入賞作品の選定を行い、6月4日(土)よりイオンモール甲府昭和にて展示し、各賞を6月19日(日)の表彰式にて発表させていただきます。
今回の写生大会は、甲府市遊亀公園附属動物園が長期閉園に入ることもあり、子供たちでだけでなく、幅広い年齢層の方から動物園に対する感謝の言葉を聞くことができました。節目となる年に、遊亀公園で写生大会を開催することができ、その場に立ち会えたことに非常に感謝しております。新しく生まれ変わる遊亀公園が、どのようになるか非常に楽しみにしています。
そして、5月26日(木)~29日(日)の4日間、大阪の地にて「2022 JCI ASPAC堺高石大会」が開催されました。ASPACはアジア パシフィック エリア コンファレンスの略で、アジア太平洋諸国の会員がその地に集い、国際交流を図ることを目的とした大きな大会です。新型コロナウイルスの影響で2020年から海外の方を現地に呼んで開催することができなくなっていますが、中止にするのではなくWEBでも参加できるようにして開催しています。JCI甲府のメンバーも15名が大阪へ赴き、様々なフォーラムをとおして研鑽を積むとともに、普段接することのないメンバーと交流することで、国際の機会や成長の機会を実感することができました。この経験を無駄にすることないよう、JC活動に還元してまいります。
6月で今年度の活動も折り返しとなりますが、引き続き私たちの活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。