理事長所感(11月)

2022/11/01

 晩秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より、私たち一般社団法人甲府青年会議所の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

朝晩冷え込む季節になりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

10月の活動を振り返りますと、今年度の集大成である事業が多くありました。

10月6日(木)~9日(日)に大分県大分市にて、第71回全国大会おおいた大会が開催されました。今年度は全国大会のテーマを「愛を抱いて進め、JAYCEE!」とし、公益社団法人日本青年会議所の運動の成果を発表する集大成の場に約4,000人が集まりました。また、日本全国から卒業生が集まり、卒業式も開催されました。
(一社)甲府青年会議所からも約30名が大分の地に集まり、卒業生の雄姿を見るとともに、メンバー同士で今年度のここまでの労をねぎらうことができました。

また、(一社)甲府青年会議所の青少年育成事業の集大成である10月例会(未来への道しるべ)を開催いたしました。本例会では4月から始まった青少年育成事業「山の都どうぶつクエスト」で行なった、クラウドファンディングの寄付金で購入した動物用医療機器の贈呈式を行いました。青少年たちから樋口雄一甲府市長と秋山多江甲府市遊亀公園附属動物園園長に渡し、感謝の言葉をいただきました。

その後は、本事業でご協力をいただいた帝京科学大学アニマルサイエンス学科の佐渡友陽一様をファシリテーターに迎え、成城大学法学部教授の打越綾子様、八ヶ岳猪鹿鳥の佐藤陽介様と私で「どうぶつクエストと甲府市遊亀公園附属動物園」と題しパネルディスカッションを行いました。有識者の方々からは全国の事例を中心に環境エンリッチメントなどのお話をしていただき、私は本事業を通して感じた甲府市に動物園があることの意義と今後の期待についてお話をさせていただきました。パネルディスカッションにご参加いただいた方のお話を聞き、この活動を今年度で終わらすことなく継続していくという大切さを再認識しました。

そして、最後には本事業に参加した20人の青少年たちの解団式を行いました。青少年たちが事業を通して感じたことや、今後自分がこの地域に対して何ができるのか話をする姿を見て、約半年という短い期間でこれだけ成長するということを感慨深く感じました。本事業で青少年たちには目的であった「主体性」と「協調性」を養っていただけたのではないかと思います。どうぶつクエストに参加した青少年の20名が、今後の「山の都」の未来を担う存在になることを心より期待しています。

今年度の活動も残り2ヶ月となりました。現役会員の仲間やシニアクラブ会員の先輩諸兄姉の皆様、そして関係諸団体の方々や地域住民の皆様のご協力のもと、ここまで私たちの運動は多くの成果を残すことができました。残り2ヶ月でできることは限られていますが、今できることは何か常に考え、この地域により良い変化を起こしていきたいと思いますので、皆様からの引き続きのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

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