2021年11月8日、昭和町長 塩澤浩様と輿石理事長との対談が行われました。
2022年度の(一社)甲府青年会議所の活動方針をお伝えしました。
最近では新型コロナウイルス感染拡大をきっかけとするテレワーク関連の移住により、昭和町の人口が増加したことやそれにともなう小学校の増築の話などが出ました。

以下、対談の内容です。

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輿石理事長 : 昨年度、(一社)甲府青年会議所が70周年を迎えました。2022年は71年目ということで、いろいろと新しい試みを行なっていきたいと思います。この2年間はコロナ禍において、地域に対して積極的に事業を行なっていくことが難しい部分がありましたが、2022年はコロナの状況を見つつ、地域や会員のために事業を展開していきたいと考えています。
 特に、小学生から私たちと同じ青年までの世代に、自分たちの住んでいるまちのことを知っていただき、地域をより良くするためのまちづくりに参画したという体験をしていただきたいと考えています。そういった体験が、進学や就職などを理由に県外に出たとしても、いつか山梨に戻ってくるきっかけとなってくれると思います。
 (一社)甲府青年会議所では三市一町、昭和町、甲府市、甲斐市、中央市で事業を行なってまいりますので、ご協力をお願いいたします。
中部横断道、リニア中央新幹線の開通もあり、昭和町では人口の伸び率が高いと思いますが、その中でも若い世代が多いのでしょうか。

 塩澤町長 : そうですね。若い世代、未就学児を子に持つ子育て世帯が多いですね。昭和町は県の中心に近い位置にあり、高速道路のインターや主要な国道も通っているので、交通の要所と昔から言われており、開発しやすい、人口が集まりやすいということはあります。また、30年前から子育て支援策を行なっておりますので、それが徐々に浸透していった結果だと思います。これからも多様化する子育て世代の皆さんが、本町で安心して子育てできるよう、まちづくりを進めていきたいと思っております。

 輿石理事長 : (一社)甲府青年会議所では昭和町でも活動を行っていますが、自分のまちを良くしようと思う方が多いイメージがあります。

 塩澤町長 : 昭和町に引っ越してくる方と話をしてみると、向上心が強く、地域住民と積極的に交流をしている若い方が多いと感じます。

輿石理事長 : 近年、昭和町の人口が増えてきています。小学校が3校ありますが、足りなくなる可能性もあるのでしょうか。

塩澤町長 : 今の所3校で足りなくなることはないですが、この先を考えると足りなくなる可能性はあります。現に今ある小学校も増築しています。

輿石理事長 : 転入してくる人は県外の方も多いのでしょうか。

 塩澤町長 : 県外の方も多いです。テレワークが増えたということもあり、仕事は変えずに昭和町に住所を置くという方が増えてきています。
 ところで、青年会議所活動をしている方達は40歳以下と伺っています。40歳といったら子育て、仕事が多忙な時期と重なり苦労も多いのではないでしょうか。

 輿石理事長 : 青年会議所活動をしているときは、早く終わってほしいかと、大変だと思うこともあるのですが、終わったときの充実感は特別なものがあります。青年会議所を卒業した先輩のお話を伺うと、もっと活動すればよかったと思う方が多いです。
 (一社)甲府青年会議所では、一月に恒例の新年会を開催します。コロナが収まっていれば対面で開催させていただきますので、ご出席をいただければと思います。

 塩澤町長 : 承知いたしました。

 輿石理事長 : 本日はお忙しい中ありがとうございました。

 塩澤町長 : こちらこそありがとうございました。